2005.03.11 「風邪」とは言いたくないが
荒井 久
こんなことを書くと、ネットを通じてこれを呼んでくださる方にも移るようで(気分的に)申し訳ないのですが、どうやら筆者は昨夜、風邪をひいたようだ。
認めたくなけど仕方ない、という気分。食欲がなく、倦怠感。お腹も痛い。微妙な熱もあるようで、仕方なしに山王病院へ向かう。体温は37.8度。風邪菌がお腹で暴れているんだそうで、このところ大変流行っているとか。
若いころは風邪などほとんどひかなかった。原稿の締め切りで寒い深夜に徹夜し、ぶるぶるっと寒くて目が覚めて、また原稿を書いて、という無茶をしても風邪などひいたことはなかった。
そのうち年を重ねて、原稿が終わったり、ちょっと気が緩んだときに風邪をひくことを経験し、「風邪をひくのは恥」と思うようになった。
さらに、年を重ねて、自分が頑張っていても風邪をひくことがあることが判明。それからは風邪をひいている人への眼も変わり、ようやく風邪をひいてしまった方に優しい声をかけるようになった。
しかし、それでもなお、いまだに風邪は、ひかないための努力不足と気の緩みという気分が原因という気分が抜けきらない。特に自分にはそう言い聞かせている。
冒頭に「認めたくないけど」と書いたのはそのためだ。大丈夫。この土日には風邪を完全撃破します。
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