2005.02.23    コピーライターとジャーナリスト   荒井 久
 
 
編集の仕事と広告の仕事をしていますが、編集の人に広告の仕事をしていただこうとすると、抵抗感を持つ方が多い。いわゆる、チョウチン記事はいやだというわけです。

長年、両方の仕事をしてきて、どうもそれは質の問題のような気がしてなりません。仕事の質が悪いから、チョウチン記事に思われるのではないか。メッセージを発信すると言う意味で、広告も編集も、同じではないかと最近、強く思うようになりました。

コピーライターは他人の発想を自分のものして発信する。ジャーナリストは自分で見た、聞いたものを自分のものにして発信する。ですから、秀でたコピーライターは秀でたジャーナリストになりうるし、秀でたジャーナリストは秀でたコピーライターになりうる可能性が高い気がします。

その昔、あるシンクタンクが大手通信業者の協賛を得てシンポジウムを開催することになった際に、その通信業者が「自分たちのメッセージを付けないで欲しい」と発言したそうで、「君たちのメッセージはそんなに力のないものか」と叱ったんだよと、著名なシンクタンク理事長が話していました。深い言葉です。

私たちは広告にせよ、編集にせよ、力のあるメッセージを発信していかなくてなりません。


 
   
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