2007.01.29    「ビットバレーの再チャレンジ」   荒井 久
 
 
昨日のお昼前。
僕は、伊東市漁港を広く眺められるレストランで珈琲を楽しんでいた。
するとブルブルとケータイにメールが届く。

米ロスアンゼルスの鶴亀さんからで、会社のメールからの転送だった。
メールのタイトルに「ビットバレーの再チャレンジ」とある。
とても懐かしく、なにより嬉しかった。
すぐに返事をすると、快く僕の日記での公開もOKとのこと。
鶴亀さんは7年前、僕が「ビットバレーの鼓動」を書いた時の取材先である。

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突然のメールで失礼致します。 ロサンゼルス在住の鶴亀彰です。 昔、荒井さんの「ビットバレーの鼓動」でお取り上げて頂きました。

昨日、UCLA Anderson School of Managemenに日本のみならず世界中から集うMBAコースの学生さん達に対し、日本のベンチャービジネスの事情や日米の土壌の違い等に付き、講演を行いました。

その際の資料の一つとして「ビットバレーの鼓動」を読み返し、久しぶりに荒井さんの事や、当時の熱気などを思い起こしました。 昨年はネットエイジの西川さんとも久しぶりに東京で食事しました。 最近突然株式会社富士山マガジンサービスの西野伸一郎さんからも数年ぶりのメールが届きました。

米国のドットコム・バブル破裂の影響で日本のIT起業の波も潰えたかに思われましたが、今「ビットバレーの鼓動」を読み返してみると、なんのなんの西川さん、小池さん、笠原さんはじめ、多くの若者達が生き延び、再挑戦し、活躍しています。

2000年2月2日午後9時、Velfarreの熱気から7年近く、花火として消えたかに見えた熱い思いはシコシコと忍耐強く、深く地下水脈のごとく続いている事を感じています。

私も「ベンチャー業界の野茂」、オリジナルなIT技術やサービス・アイデアで日本のみならず、米国や世界で活躍出来る日本人ベンチャーの実現を夢見て、仲間達と一緒にシリコンバレー、東京、ロサンゼルスで村井勝さんを会長に「ビジネスカフェ」を設立しましたが、残念ながらバブル破裂もあり、野茂を生み出す事は出来ませんでした。

野球の方では野茂に続き、イチロー、松井、そして更には松坂とメジャー・リーグでの成功が続いています。 安倍政権も「再チャレンジ」をうたっていますが、「ビットバレーの再チャレンジ」、今度こそ世界に広がるITベンチャーの実現と成功を願う気持ちです。

若い人に任すだけでなく、65歳になった私ですが、若者の支援だけでなく、自分でも実際にやってみようと現在YUGOBIと言うベンチャーを20歳若い仲間と立ち上げ中です。荒井さんも2002年以来、起業なさり、再チャレンジなさっているようで、とても嬉しく思います。

久しぶりに「ビットバレーの鼓動」を読み返し、荒井さんの事を懐かしく思い出し、メールを差し上げる気持ちになりました。末尾ながら荒井さんのご健康とご活躍を陰ながらお祈り申し上げます。

鶴亀彰
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鶴亀さんには、その後の僕の著書で、日本発世界への「モバイル・インターネットの鼓動」、米国追従の「Web2.0の鼓動」をお送りすることにしよう。

 
   
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