2005.10.04    「現場力」   荒井 久
 
 
ソニーはいったいどうなってしまうのだろうか。村上龍編集長の「ジャパン・メールメディア 10/3」で、経済評論家の山崎元氏が、ストリンガー氏のCEO就任発表の前後に印象的なことがあ
ったと書いている。
http://ryumurakami.jmm.co.jp/

「週刊ダイヤモンド」の特集記事にソニーの超高級製品ライン
「クオリア」を取り上げた部分があり、クオリアを審査・認定する様子として、同社の当時の最高幹部3人が一緒に製品を食い入るように眺めている写真が掲載されていたという。

山崎氏は「失礼ながら、この写真を見て、私は、ソニーは今、ダメなのだろう、と確信した」というのだ。

「ソニーの最高の製品」を決めるのは、同社の中にまだ何人か居るはずの、感性と技術力とデザイン力を併せ持った技術者かデザイナーであるべきで、初老の大幹部3人がこれを審査しているようでは、魅力的な商品はしばらく同社から出てこないだろうと。

そういえば、若手の編集長が「オヤジ」(大幹部)の言うことを聞いて成功したためしがない、という話をよく聞いていた。

「同じことだな」と思う。大幹部は優秀な現場責任者を作ることであり、編集やら開発の現場を担当するわけではないのだ。

ソリックも同じことだ。現場力のある坂本や土屋にソリックを引っ張ってもらわねばならない。


 
   
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