2005.03.20    激戦地を生き抜く    荒井 久
 
 
こうして毎日、制作日記に向かっていると、尻取りみたいな日記になっていることに気がつく。3月18日の「あ、桜」から少し方向転換したが、レストランに話題は移った。

僕が住む東京・青山周辺は多くのブランドが店を構えるファッションの地でもあり、ヘアアロンの数、質でも日本一の地でもあるが、「食文化」でも日本有数の地だと思う。

いわば、レストランでも有名店が軒を並べる激戦地なのである。当然ながら、常時、撤退と新規参入が繰り返されている。その時に問われるのは徹底的なコストパフォーマンスの比較である。

コストパフォーマンスを上げるには、コストを下げるかパフォーマンス(味、質、環境)を上げるしかない。どちらかというとこの地では、コストを上げずにパフォーマンスを上げるということで競っているように思う。

分野は違うが、そのことでいつも自分らの仕事、ソリックのことをダブらせて考えてしまう。コストパフォーマンスを上げることが最大の顧客サービスだからだ。

3月17日に、ある出版の相談で、東京・麻布十番の「あん梅」に行った。民家を改造した古い建物で、「干物」が有名な店だ。さまざまな干物を、すべてこの店の屋上で作っているという。一つのことにこだわると、そのこだわりが他にもつながる。干物以外も美味しかった。

ソリックは「ITに特化した編集/広告制作」にこだわっているが、そのほかも仕事をしないというわけではない。ひとつこだわることで、他も見えてくるものがある。僕達もひとつ高いところで激戦地を生き抜いていきたいと思う。

このところ、ネットでは日記やブログが流行ってきた。これはブログではないが、読まれた方が1行でもメールに反応していただければ嬉しい。
arai@soriq.jp


 
   
  ご意見ご感想はこちらまで。  
  <<back  


Copyright 2002-2006 SoRiQ Inc.All Rights Reserved