2005.03.22 「頑張る」より先に「面白く」
荒井 久
昨日の日記で、最後に「皆、激戦地。頑張れや」と書いた。だけど本当は「頑張れ」という言葉はあまり好きではない。
「頑張る」という言葉の中に、「無理やり」とか「我慢して」とか「気持ちに反して」とか「嫌いであっても」といったネガティブなにおいがするからだ。
どちらかといえば楽観的な僕は、「心に反して無理して努力」というのが苦手だ。今まで仕事も楽しいことだけやってきたという思いが強い。もちろん、苦しいことはいっぱい味わってきた。だけど楽しかった。これからもそうありたいと思う。
楽しければ、苦しいことも乗り切れる。楽しければ、頑張ると思わなくても自然に頑張っている。楽しければ、時間を忘れて掘り下げられる。楽しければ、輝いている。
どう考えても「頑張る」が先ではなく、「楽しい」が先だと思う。だから僕自身、最初に「頑張れ」と言われると、むっとする。
スタッフにも「頑張れ」が先ではなく、「面白い」を先に、といつも考えている。一日の仕事が済んだ時、「ああ、今日も楽しかった。時間を忘れていた。それにしてもよう頑張ったわ」というのが僕の理想だ。
そのスタッフは土屋君が入社半年、坂本君が入社1年経った。1年以上前のことを考えると、本当に助かっている。上海からから留学間もなく参加した楊敏(ヤン・ミン)さんは約2年半お手伝いをしてくれたが、この3月末でやめることになった。博士課程での研究、論文書きを「楽しんで」欲しい。
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