2005.11.12    「3分間の使い方」   荒井 久
 
 
昨日、古巣・日経BP社の某執行役員と話がはずんだ。要は最近のビジネスの動きと、その捉え方の話。ソリックもいろいろと協力してビジネスを進めていけるかも知れない。

ところでネットでの情報提供が話題になった時、彼が話した「3分間の話」が面白かった。

経営者は忙しいから、長い原稿を読んでいる閑はない。新聞記事でも大概は見出しだけで十分だ。見出しを見て気になったら「今日の朝日新聞の何頁をもってこい」でいいのだという。

だから、簡単に読めて、すぐに行動を起させる記事が最も大事ということになる、と彼。「3分以内に行動を起させる情報」が求められているというのだ。

逆に、3分以内に行動を起す経営者が生き残るということでもあろう。確かに。

一方で、3分間の時間があったら、一服の清涼剤として、例えば「瀬戸内寂聴の講和」があっても喜ばれるのではないかという。

「3分間」は以外に奥深い。



 
   
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