2004.07.20    3時間25分、町の人々の声援に感謝   荒井 久
 
 
7月18日海の日。「海のない小布施の町(長野県)に波(wave)を」という「小布施見にマラソン」に、無謀にも参加した。昨年の第1回には、主催者側で先頭に立つ小布施堂取締役のセーラ・マリ・カミングスさん(写真)に、「5時間以内でOKだから」と強く参加を求められたが、腰を上げなかった。

「第2回の今年こそは」という気持ちになったのは、新入社員の笹源が参加したいと言い出したからだ。そこで5月のうちから練習を始めた。

驚いたことに、自宅から地下鉄の駅までのわずか徒歩3分の距離が「はーはーゼーゼー」で走れなかった。そこで、しばらくはウォーキングからはいることに。それでも本番を迎える日までは、ウォーキングとランニングあわせて8kmに留まった。本番1週間前の10日は3km、11日は5kmを、スポーツクラブで達成したものの、21kmのミニマラソンは気の遠くなる距離に思えた。

そして本番当日の結果は、まずはめでたく完走。記録は3時間25分だった(写真)。途中、体のトラブルを起こしたという笹源君に遅れること約1時間、トップに遅れること約2時間だった。

この大会なんと500人ものボランティアがケアをしてくれていた。そしてなによりも感動的だったのは、小布施の町の人々の声援だった。それぞれのお宅の前での声援は町の人々が一丸となったものだった。http://www.obusemarathon.jp/

途中での音楽の応援も嬉しかった。Jazzバンドあり、バイオリンあり、笛あり、ボーカルあり、太鼓あり。8km近辺でのボーカルには、なぜか涙がこぼれてしまった。また、ドリンクのサービスのほか、果物のサービスも嬉しかった。

小布施の町の皆さん、本当にありがとう。また来年も走ります。


 
        
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