2004.07.22 江副浩正氏、14年ぶりの講演
荒井 久
雑誌「BOSS」を発行する株式会社経営塾が主催した「経営塾フォーラム」に参加、14年ぶりという元リクルート会長の江副浩正さんの講演を聞くチャンスを得た。久しぶりに公の場においでになった江副さんはお元気そうだった。会場には関本NEC元会長や中内ダイエー元会長らも顔を見せていた。
江副さんが逮捕されてからもリクルートの業績は落ちず、昨年の実績は売り上げが約3000億円、利益が約1000億円と利益率は33%。しかも、上場企業10数社の社長など、多くに人材を輩出している。その「リクルートのDNA」を語っていただくという主旨だった。その答えは、「当たり前のことを当たり前にやってきた」という印象だった。
評論家の大宅映子さんの「何をインセンティブにして、どんなニンジンをぶら下げて業績を上げ、人材も育てたか」という質問に、「ニンジンはお金ではありません。やりたいことをやらせる、実績を社会(会社やまわり)に評価してもらうこと」と応じていました。
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