2007.11.12    「通信設備を持たない携帯事業者」   荒井 久
 
 
昨日、日曜日の日経1面のトップ記事。
米娯楽大手のウォルト・ディズニーが来春をメドに日本の携帯電話市場に参入すると報じている。
ソフトバンクから通信設備を借りての参入だ。

通信設備を持たない携帯事業者を、総務省はMVNO(モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーター)と呼んでいる。
昨年、総務省の寺崎局長にお会いした際、参入促進に熱心だった。小さな地域別とかブランドを生かしたサービスでメリットがある。やってみませんかと勧められたほどだ。

たまたま先週末にソフトバンクの売込みで、ソリックも固定電話系をソフトバンクに移行することにした。NTTの通信網を使って、NTTよりも安くて便利なサービスをするという。
そのソフトバンクが今度は自分の持つ通信網をディズニーに貸すわけだ。

確かに通信事業もますます活性化が進んでいる。
携帯事業でこれまでに果たしてきたドコモの存在も大きいが、このところ数カ月間に亘り、純増1位のソフトバンク・モバイルの貢献も評価できる。

MVNOでは例えば、野球の中日ファンとか阪神とか、巨人とか、楽天とか。
球団が携帯電話事業に乗り出しても面白いのではないか。いろんな面白いファンサービスやコミュニティが可能と思うのだが、いかがだろうか。

 
   
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