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昨日、Kカメラマンから1枚のCDが届いた。実は仕事の写真ではなく、軽井沢での遊びの写真だ。簡易なデジカメとはいえ、さすがにプロだ。なかなかいい。
今年の夏、僕は8月末に遅めの夏休みを軽井沢で取った。Kカメラマン一家も小3、中1の子供たちにせがまれて、夏休みの宿題を済ませての「長野旅行計画」。まるで、「夏休み旅行」という宿題を最後の最後に果たすかのように。8月30日。K一家はその2日前から長野に入り、夏休み最終日にここ「ソリック軽井沢ハウス」にやってきた。
僕は子供たちとすぐに仲良しになり、昼間は近くの湧き水で自然の「クレソン」を取りに連れ立った。きれいな水。冷たい水。子供たちは大喜びだった(写真)。
それにも増して子供たちが喜んでくれたのは、2階のベランダの天井に作られている「スズメバチの巣」(直系約30cm)の退治だった。賢い子供たちはことのほか緊張した。なにせ、刺されたら相当に腫れ上がるどころか、場合によってはショック死もありうる。しかも、ミツバチは1回刺したら死んでしまうが、スズメバチは何度でも刺すことができるという。
昼間は働きまわっていて危険。夜にすべての蜂が巣に収まったところを襲うしかない。実行部隊は僕一人。昼間のうちに完全防具、スズメバチ撃退スプレーなどを買い込んだ。 そして日が沈み、いざ戦闘開始。4メートル先まだ届くというスプレーで攻撃するものの、巣の周りにいる2,3匹しか落とせない。不思議なことに、どうやらその2,3匹は巣の警備兵らしく、何度撃墜しても、すぐに次の警備兵が現れる。
これではらちがあかない。そこで、巣の出入り口に管を突き刺してスプレーを噴射することに。かなりの危険があったが、この作戦は見事に成功。ほとんどの蜂がスプレーを浴びて苦しみながら飛び回った。網戸などに止まってもお尻から怖い針が(写真)。 ともあれ、作戦は大成功。ほぼすべてを退治した。最後は巣も幼虫もすべてを焼き尽くした(写真)。次の日の9月1日。なぜか、すぐ近くの浅間山が大爆発を起こしたのだった。
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