2008.02.27    「祖父母からのメッセージ」   荒井 久
 
 
あなたは、おじいちゃん、おばあちゃんから残された言葉がありましたか。
メッセージはありましたか。

そう聞かれて「はい」と答える人は少ないように思う。
僕自身もそうだ。

昨日、前の会社の仲間と麻布十番で。
「荒井さんのおじいちゃんの話を聞きたいんだよね」

そう言われてハットした。
彼にはかつて、少し話したことがあった。

信州・佐久で豪農だったという僕の先祖。
僕のおじいちゃんの代に、ほとんどの財産を無くした。

四男だった僕の父に嫁いできた母。
父は長男でもなかったのに、父母の面倒を見ることになり。
母は4人も、最後の面倒を見たのだという。
義理の父、母のほかの二人は誰だろう。

母は、僕にはそのことを話さなかった。
「きっとあんたは幸せになれる」
そう言われていたよ、とだけしか語らなかった。

僕も四男。
歳の離れた孫にとって、僕はおじいちゃんを知らない。

どんなおじいちゃんだったのだろう。
さぞかし無駄な金を使ったに違いないが。
それでも何か、メッセージでも残してくれたら良かったのに。

そう、だれでもいつか。
自分の孫の世代から、そう思われる時がやってくるに違いない。

 
   
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