2009.04.27    「小さくなっていませんか、夢」   荒井 久
 
 
夢は子供の頃からだんだんしぼんでくる。

進学する学校で選別され、職業で選別され。
自分の人生って、こんなものかと先が見えてくる。
見えてしまう。

歳と共に、夢はしぼんでくる。
まあ、そんなものかと僕も思っていた。

だが先日、雨の中で考えたこと。
「歳を重ねるごとに夢は大きくならなくちゃ、いけないのではないか」
ふいにそう思った。
なにやら、ひらひらと、そんな思いが僕に舞い降りた。


歳を重ねるごとに経験を積み、知識も高まり。
やさしさも深まる。
なにより、そうやって世の中が、社会が、人生が見えてくる。

ならば自分にも他人にも、そして社会に対しても。
こうしたらいい、もっとこうすべきだ。
こんな工夫はできないか。
こんな運動は起こせないか。
こうすれば、いずれ社会も変えられるのではないか。
もしかして、その先に、大きな大きな夢が横たわっていたりして。

定年を迎えて収入が減り、夢がしぼむのではなく。
むしろこれからだ。

収入にならなくても、やることはたくさんある。
やらねばならないことは、たくさんある。

自分たちの足元をしっかりと見詰めてみると。
やりたいこと、やらねばならないことが見えてくる。
その先に大きな夢が見えて、その実現につながったりして。

夢。
それは「お金」そのものでは、決してない。

 
   
  ご意見ご感想はこちらまで。  
  <<back  


Copyright 2002-2006 SoRiQ Inc.All Rights Reserved