2006.03.26    「謙虚に何かに打ち込む」   荒井 久
 
 
「我いまだ木鶏たりえず」か。
井田さん、ありがとう。

双葉山がそう言ったのですか。
深いですね。

「自信溢れるも自慢せず」で、思いつくのは「イチロー」です。
あれほど、偉業を成し遂げてもなお、挑戦は続く。

先のWBCで、練習中の松坂投手に、イチローがこう言い放った。
「おまえ、なめていないか」。

結果的に松坂はWBCでMVPを獲得したが、この一言が大きく貢献したのではないか。
あの世界のイチローにそう言われて、はっと気が付いたか、あるいは発奮したと思いたい。

相手を、仕事を、社会を「なめている」ことは「自慢」しているにほかならない。
一種の「おごり」だろう。
人は出来ればできるほど謙虚になっていく。腰は低くなっていく。
社会が、世の中がわかっていけばわかるほど、自分の力のなさに気が付くからだろう。

人は必死に何かに立ち向かっているとき、きっと自信溢れる顔をしているに違いない。
その時、自信を持っていると気がついているわけでもないだろう。
ましてや、自慢などしているわけがない。

謙虚に何かに打ち込んでいる。
ただ、それだけでいいのだ。

 
   
  ご意見ご感想はこちらまで。  
  <<back  


Copyright 2002-2006 SoRiQ Inc.All Rights Reserved